赤木智弘氏、東京大准教授からのハラスメントを告発 #MeToo

今年10月、米映画業界での性被害告発を起点に、世界的なうねりとなった、性被害の告発。

インターネット上では、 #MeToo (私も)といったタグが作られ、多くの性被害者たちが声を上げ続けています。

フリーライターで、社会問題などについて積極的に発信している赤木智弘さんもその一人。

赤木氏は18日、自身のツイッターを更新し、東京大学生産技術研究所のスプツニ子! (出生名:尾崎マリサ優美)特任准教授から中傷を受けたと告発しました。

17日、ネット上では元電通店員のはあちゅう(本名:伊藤春香)氏が在職中のセクハラ・パワハラ被害を証言したニュース記事がトレンドになったばかりで、赤木氏の告発も注目されそうです。

赤木氏によりますと、スプツニ子! 氏は2013年12月、一般社団法人人工知能学会の刊行する学会誌『人工知能』の表紙に女性メイドアンドロイドの絵が起用されたことに苦言を呈し、それに赤木氏が反論。スプツニ子! 氏が赤木氏に「お前がモテないのは、お前が卑屈だからだ」などと人格否定の中傷をしたということです。

赤木氏は、「心身に変調をきたしました」とし、投稿の最後に「#metoo」と付け加えました。

スプツニ子! 氏は、日本人の父親、イギリス人の母親を持つ東京都出身の女性。ロンドン大学、英国王立芸術学院をそれぞれ卒業、修了し、2017年より東京大学生産技術研究所RCA-IISデザインラボ特任准教授を務めています。

Adectは19日、東京大学生産技術研究所とスプツニ子! 氏の所属事務所に質問を送付しましたが、現在のところ返答はありません。