「匿名クラブコアブランド」が活動停止 今後は保有ブランド支援強化へ

インターネットユーザー交流親睦団体の匿名クラブは、きょう2月8日、同団体が保有する「匿名クラブ」コアブランドの活動停止を発表した。今後は同ブランドの機能を本部機能と一体化させ、会員や他の保有ブランドの活動を支援するために機能を強化していくという。

匿名クラブコアブランドは、2016年3月の同会組織再編における「コアブランド」制の導入に伴って成立。再編前の「匿名クラブブランドチーム」および2015年3月の大規模合併以前の旧「匿名クラブ」の組織や会員を引き継いでおり、団体全体でも有数の規模を有するブランドだった。成立後しばらくは団体の本部機能と同ブランドはほぼ一体の形で運営されていたが、2016年6月に定められた同会の運営規則によって制度上分離。近年はブランドとしての活動は低迷していた。

団体としての「匿名クラブ」と、団体内のブランドとしての「匿名クラブコアブランド」が並立する体制は、内外から「わかりづらい」などの批判も上がっており、同団体では長らく対応に苦慮してきた。今回の措置をもって、この問題は収束を見せると考えられる。

同ブランドの公式ウェブサイトは同日をもって閉鎖され、現在は同じアドレスに団体の公式ウェブサイトが移転している。旧ブランドのサイトのアーカイブ公開は「今後検討」とされている。

「匿名クラブ」コアブランドの新規入会受付も同日をもって終了。すでに同ブランド所属となっている会員は、原則として他のブランドへの移籍が求められるが、当分の間はブランドに所属せず活動できる。引き続き「匿名クラブ会員」などと称することも認められている。また、団体の事務や運営に関与する会員は、今後もブランドに所属せず活動できる。

同ブランドの活動停止により、匿名クラブの保有するブランドは8グループと1サービスに減少した。同団体のウェブサイトによると、活動を継続しているコアブランド・ブランドチームは以下の通り。

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