セブン公式Twitterアイコンが真っ黒に 遅すぎた「 #BLM 」連帯か

コンビニ大手のセブン-イレブン・ジャパンは、運営するTwitterアカウント (@711SEJ) のアイコン画像を11日、自社ロゴの配色を黒に差し替えた画像に変更した。
同社ツイッターでは、社名の数字と同じ7月11日の「セブン-イレブンの日」にちなんだキャンペーンをほのめかしながら画像の変更を告知していたが、同アカウントのアカウントが変更されるのは異例。黒人差別への抗議を示すネット上のムーブメント「Black Lives Matter=黒人の命も大切だ」(略称BLM) との関連性もうかがわせる。

BLMは2012年に黒人への暴力に反対して始まった運動。ことし5月末には米ミネソタ州で白人警官が黒人男性の首を圧迫して死亡させた問題をめぐり、ネット上ではBLM運動が再燃していた。ディズニーやネットフリックス、ナイキやアップル、ツイッター社など米国大手企業が追随し、Twitterのアイコン画像を黒色に変えるなどの意思表示が広まっていた。
米セブン-イレブン社もBLM運動のデモ隊に水を寄付するなど、この運動に親和的な動きを見せていたものの、既に日本のセブン&アイグループの傘下に収まっていたためか、他社ほどの目立った動きはなかった。

BLM再燃の発端となった事件は解決に至っていないが、今月初頭には運動は収束の傾向にある。7月に入ってからの「遅すぎる」突然なアイコン変更に対し、ネット上では賛否両論だ。
批判コメントの中には同社の運営・労働環境になぞらえ、「ブラック企業だからアイコンも黒にしたんだwww」などと評する声も上がっている。