匿名クラブ、Coyu.Live所属ライバーへ支援金を拠出 コロナ影響の減収者と感染者に

匿名クラブは16日、政府の緊急事態宣言が発令されたことを受けた対応を発表した。オフィス対応を縮小するとともに、同団体の運営するコミュニティ「Coyu.Live」所属のネット配信者(ライバー)に対する見舞金・支援金を拠出するとした。

「Coyu.Live」公式サイトでは、「新型コロナウイルス感染症の拡大の影響で、自宅待機にともなうインターネット音声・動画コンテンツへの需要が高まっています」と指摘。配信者への支援を通じてより良いメディア・コンテンツを届けていくと説明している。

同会の業務は完全リモートワークで実施しているという。これに伴い、電話での顧客対応を休止し、問い合わせやライバーへのプレゼントはオンラインか郵送でのみ受け付ける。

ライバーへの支援のため、所属配信者のオンラインコミュニティを整備。新型コロナウイルス感染者ならびに新型コロナウイルス感染症の影響で収入が減少した所属配信者に対しては、少しでも健全な活動を継続できるよう一人あたり最大1万円の見舞金・支援金を拠出する。

また、「今後とも匿名クラブグループは、基本理念『Go to the next step.』のもと挑戦を続けてまいります。この状況下においてこそ、インターネットのさらなる可能性を探求できるものと信じております。」と今後への決意を示した。

その他の同団体運営ブランドにおける主な新型コロナウイルス対応は以下の通り。

「ワサラー団」コアブランド
・コロナウイルス鎮静強化キャンペーンを実施
・「ワサラー団緊急事態宣言」を発出し、団員に対し、政府の緊急事態宣言対象区域内での外出・マイマイの停止、区域外での活動では感染防止策を講じるよう求める

「Adect」
・ファクトチェックの強化
・すべての関連記事の冒頭に、厚生労働省などによる一次情報を参照するよう注意書きを掲載